カレンのビューティーBlog

左手を包帯で吊って登場した若者

2012.01.14

アジアハイウェーの東端は日本の東京である。厳密にハイウェーの基点ということからいえば、東名高速道の東端が出発点ということになるのかもしれないが、やはり日本の国道の基点である日本橋からスタートしたかった。日本橋の扶にある碑のところで待っていると、ザックをキャスターにくくりつけて、舗道をよろよろと少し頼りない足どりで歩いてくるH君の姿が見えた。その姿に一瞬、目を疑った。彼は包帯で左腕を吊っていたのである。

[参考]
天橋立ホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad329976/

ニセコ・ルスツ周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/010000/LRG_010800/

岳温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50056.html

「いや、作目の晩の九時ごろなんですけど、ベッドから落ちて肩を脱臼しちゃったんです。別に酒を飲んでいたわけでもないんですけどね。急いで病院に行って治してもらって部屋に戻ったんですけど、それから体が痙摯をおこしてしまって……。一睡もできませんでした。もう、体が筋肉痛でつらくて」僕はその話を、通勤客が足早に会社に向かう朝の日本橋の上で聞いた。脱臼するほど激しくベッドから落ちるというのは、いったいどういう体勢で寝ていたのだろうか。その後体が痙摯……彼はアジアハイウェーの旅を前にそれほど緊張してしまったのだろうか。「ここまで来ることができてよかった。一時は、この旅、諦めなくちゃいけないかとも思ったんです」頼りなく笑うH君を見ると、僕は次の言葉が出なかった。