某学習塾では、『東大一名から五年で100名プロジェクト』という取り組みをしています。二〇〇六年、東大合格者が一名だったので、五年後には100名になるように目標設定をしたのです。そのプロジェクトで、「声を出して休を動かし、歌いながら勉強する」という学習法を採用しています。それは、『ドラゴン桜』という漫画にヒントを得ました。もちろん架空の話ですが、龍山高校という学校に、特別進学クラスの英語担当で川口という教師がいました。彼は、踊りながら体を動かし、声を出して英語を覚えさせるのですが、私も同感でそれが有効だと思うのです。その川口先生のモデルが実際にいるのですが、本当にその通りにリズムをとって歌にして英語を覚える、というやり方をしていました。人間には五感があるのですから、頭だけでなくボディアクションをつけて、英単語や年号などを覚えるほうが効果があります。ですからわれわれも、全身をフルに活用して勉強しよう、としているのです。特に低学年の子どもに大変効果があります。机に向かって紙に書いて勉強するだけでなく、体を全部使うことが脳に連動していくとの考えで、塾でも実践しています。